白内障 原因

白内障の原因は?正しく知って目を守ろう!

目が見えにくくなる原因の一つに、白内障があります。白内障は、誰もがなる可能性がある病気の一つですが、適切な治療をしないでおくと、どんどん日常生活が送りにくくなってしまいます。白内障の症状や原因、そしてどのような治療方法があるのか見てみましょう。

白内障ってどんな病気?

 

白内障とは、一体どのような病気なのでしょうか?目のしくみや白内障の症状などを知っておきましょう。

目のしくみ

目は丸い球体で、カメラのような働きをしています。目の中に入ってきた外の光は、角膜、瞳孔、水晶体を通り、網膜に写し出されます。網膜には視細胞や視神経が多く存在しており、光の情報をキャッチして、その情報を脳に送ります。脳に光の情報が送られることで、私達は物を見たと認識できるのです。

白内障とは

私達の目は、水晶体というレンズに光が通ることで物をハッキリと見ることができます。この水晶体は中心にある核と、核の周りを覆う皮質という透明な組織からできています。通常は透明な水晶体ですが、何らかの原因で水晶体のタンパク質が白く濁ってしまうと、外からの光が乱反射してしまったり、上手く水晶体の中を光が通過することができなくなってしまいます。このように水晶体が濁ってしまった疾患を白内障と言います。実際に瞳の部分が白っぽく濁って見えるようになります。

白内障の症状

水晶体の中を光が通りにくくなることで、物が見えにくくなり、視力が落ちます。白内障の症状は人によって異なりますが、視界全体がぼんやりとかすんでしまったり、ピントが合いにくくなったり、輪郭が二重に見えたりします。また、光をまぶしく感じるようになることもあります。

症状の個人差はどうして生まれるのか

白内障の症状の個人差は、水晶体のどの部分から濁り始めるのかで変わってきます。水晶体の核から先に濁る場合では、近くが見えやすくなったあとで目がかすむようになるのが特徴です。核の周りの皮質から濁る場合では、まぶしさを感じたり、目のかすみを感じるようになりますが、中心にある核が透明な為、最初は視力はあまり低下しません。

白内障の原因とは?

 

視力が落ちてしまう白内障の原因とは何でしょうか?

加齢性白内障

白内障が起きる一番の原因は、加齢によるものです。若い時には問題なくても、歳をとることで水晶体は濁ってしまうのです。ですので、高齢の人ほど白内障になっている人は多くなります。このように加齢によって起こる白内障を、加齢性白内障と呼びます。

その他の白内障の原因

老化現象以外にも、白内障の原因となるものがあります。母親の胎内にいる間に風疹に感染することで、生まれつき白内障になっている先天性のものや、目の怪我、ステロイド剤などの薬の副作用によって起こる白内障もあります。糖尿病やアトピー性皮膚炎の合併症として白内障が起こることもあり、必ずしも高齢の人だけに発症するという訳ではないのです。

白内障の治療方法

 

白内障には様々な治療方法がありますが、濁ってしまった水晶体を透明に戻すことはできません。どのような治療をするのかは、自分の目の状態によって変わってきます。早く適切な治療を行うことで、回復することができるのです。

薬による治療方法

水晶体の濁りが酷くなく、白内障の症状が軽くて日常生活にあまり支障が無い場合は、点眼薬による治療を行います。薬でも水晶体の濁りを取り除くことはできませんが、濁りの進行を抑えることができるのです。水晶体の濁りは、キノン体という物質によって引き起こされると考えられています。キノン体は水晶体のタンパク質に結合し、変性させて濁りを引き起こしてしまうのです。このキノン体の働きを阻害する薬を点眼することで、水晶体の濁りの進行を遅くします。

点眼液での治療の注意事項

点眼薬での治療を行う場合は、きちんと決められた回数を守ること、毎日点眼することがとても大事です。点眼容器の先を触ったり、目に付けたりすると雑菌が薬の中で繁殖してしまうので、点眼する時にはそのような事にならないよう十分に注意しましょう。

こんな場合は手術を!

白内障の症状が進行してくると、だんだんと物の見え方が悪くなってきます。最初は問題なく生活できていても、視力が落ちすぎてしまうと大変です。車の運転ができなくなったり、仕事や日常生活に支障がでてきてしまいます。そうなった場合は、薬ではなく手術が推奨されます。

白内障の手術について

 

進行してしまった白内障は、手術をすることで見えるようになります。白く濁ってしまった水晶体を手術で取り除き、新しい透明な眼内レンズを挿入するのが白内障の手術です。

超音波水晶体乳化吸引術

一般的に良く行われているのが、「超音波水晶体乳化吸引術」です。角膜と水晶体の前嚢を約3mm切開し、切れ目から超音波で振動する吸入管を入れます。濁ってしまった水晶体の核と皮質を超音波で砕き、細かくしてから吸引して取り除きます。その後、人工レンズである眼内レンズを挿入して終了です。

痛みはあるの?入院するの?

局所麻酔を使用するので、手術中の痛みはほとんどありません。緊張で血圧が上がったり、不安になる人もいますが、医師を信頼して安心して手術に望みましょう。白内障の手術は、人によっては日帰り手術をする場合がありますが、入院するか日帰り手術にするかは、目だけではなく身体全体の状態によって変わってきます。

入院になる場合は

手術後の管理が難しい人や通院しにくい人、全身状態があまり良くない人は3日から4日ほどの短期入院になるでしょう。家族の強力を得られるかどうかも、大きなポイントです。

手術後の注意点

術後の感染症を防ぎ、目の炎症を早く治す為に、手術をしてから数ヶ月間は医師の指示通りに点眼薬を指す必要があります。手術をしてから一週間くらいは、目が充血したり違和感を感じることがありますが、目をこすったり押したりしないようにしましょう。時間が経つと、だんだん良くなってきます。

視力が安定するまでの期間には個人差がある

視力が安定するまでは個人差があり、数週間から2ヶ月ほどかかる場合があります。慣れるまでは家の中でもゆっくりと動き、何かにつまずいたり転んだりしないように気をつけて過ごしましょう。

後発白内障のレーザー術

白内障の手術をした時、水晶体を覆っている膜の裏側の部分は残してあります。白内障の手術をしてしばらく経った後、この残した膜が濁ってしまい、手術の前のような見えにくさが再び現れることがあります。この場合は、レーザーで濁ってしまった膜を切り取る手術が行われます。濁った膜が取り除かれれば、すぐに目のかすみなどの見えにくさが無くなります。レーザー術は簡単な治療法なので、日帰りで治療を受けることができます。

新しい白内障の手術法「プレチョップ法」

最近では、新しい手術法として「プレチョップ法」という方法が考案されました。プレチョッパーという道具を使い、あらかじめ水晶体の核を分割しておきます。これによって超音波をかける時間が短く済み、目や目の周辺部にかかる負担も減り、時間も3?4分程度で済むという画期的な方法です。ただしプレチョップ法を採用していない病院もありますので、確認しておくと良いでしょう。

目に異常を感じたらすぐに受診を!

 

生活する上で、目はとても大事です。物が見えにくい、まぶしく感じる、ぼやけて見えるなどといった症状が現れたら、すぐに眼科を受診しましょう。初期に適切な治療を受けておけば、白内障の進行をゆっくりにすることができます。また、目の異常は必ずしも白内障だけによるものではありません。別の病気が原因で見えにくさが現れている可能性もあります。不自由のない生活を送る為にも、異常を感じたらすぐに専門医に診てもらいましょう。

 

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